『感覚』と聞くとまず連想されるのが『視床』
この考えで視床梗塞・視床出血を担当・代診する際、自信がなく治せない経験をしました。
ここでの反省は、
①動作や姿勢が悪くなる ⇒
フィードフォーワード に何か障害があるのではないか?
②フィードバックの障害...だから、
どうなるの?
つまり、感覚が障害される⇒感覚検査をする臨床では動作改善が乏しい。
感覚が障害⇒
脳内ネットワークの機能低下⇒
フィードフォーワードが異常
⇒
姿勢が崩れる⇒
動作障害⇒
活動・参加制限
この内容を理解した時から視床障害でBRS Ⅰ~ Ⅳのマヒが生じた多数の患者さんを40分で改善でき、
当日はその動画解説も行います。
また今回は、
患者さんの姿勢・動作改善に
効果のあった視床脳画像の見方⇒
脳内ネットワーク⇒
姿勢コントロールをお伝えし、
患者さんの動画解説に加え、実技提示致します。
視床にはその他、
運動プログラムや
運動内部モデルなどの機能があり、
ただ覚えるのではなく、
姿勢・動作への影響に至るまで学ぶことで、
感覚障害に対する
臨床に適した評価・治療プログラムが立案でき
活動・参加改善。
たくさんの研究がなされている中、覚えることに徹し多くの知識を得ていましたが
主となる患者さんへの効果が乏しい経験もしました。
従って、患者さんの
効果に
直結した
リハビリに使える知識⇒
臨床適応を行います。